公開日：2018年1月26日｜更新日： 2025年10月14日

家庭用と業務用の違い

業務用エアコンおすすめ業者3選

当サイトで紹介している業務用エアコン販売会社の中から、自社販売で、万が一の時も安心な24時間365日の電話サポート対応をしてくれるところを保証年数の長い順に3社ご紹介します。（2021年11月時点）オフィスや店舗に欠かせない業務用エアコンの導入をご検討されているなら、ぜひ参考にしてください。

リーズナブルな
料金と充実の
サポートが魅力

ダイキンHVAC
ソリューション東京

引用元：ダイキンHVACソリューション東京公式HP(https://www.daikin-hvac-tokyo.co.jp/anshin/)

保証年数

10年

特徴

初期費用０円で導入可能
月々8,700円（税抜）から利用可能
24時間365日サポートを受けられる

公式サイトを見る

迅速対応＆
多数のメーカー
取り扱い

株式会社シャインエアー

引用元：株式会社シャインエアー公式HP(https://www.shine-air.co.jp/)

保証年数

7年

特徴

対応が迅速
幅広い提案を行ってくれる
多数のメーカーを取り扱っている

公式サイトを見る

受付から提案、
アフターフォロー
まで

ACNエアコン

引用元：ACNエアコン公式HP(https://www.acn-aircon.com/)

保証年数

期間の記載無し

特徴

リース契約なら初期費用０円で導入可能
環境に適した商品とサポート
安心・快適に使えるよう先進のサポート

公式サイトを見る

※保証期間参照元
ダイキンHVACソリューション東京公式HP：https://www.daikin-hvac-tokyo.co.jp/anshin/（2021年11月時点）
株式会社シャインエアー公式HP：https://www.shine-air.co.jp/lease/（2021年11月時点）
ACNエアコン公式HP：公式HPには期間の記載はありませんでした（2021年11月時点）

エアコン

店舗やオフィス、広いリビングにエアコンを設置する際、「家庭用と業務用、どっちを選べばいいの？」と悩んだことはありませんか？基本的な構造は似ていますが、パワーや電気代、耐久性など多くの点で違いがあります。最適な一台を選ぶことは、快適な環境づくりだけでなく、長期的なコスト削減にも繋がります。

ここでは、家庭用エアコンと業務用エアコンの違いを分かりやすく比較し、それぞれのメリットや選び方のポイントを解説します。エアコン選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

業務用エアコン業者厳選15社
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一目でわかる！家庭用と業務用エアコンの比較表

項目	家庭用エアコン	業務用エアコン
パワー（馬力）	主に約0.5～3馬力	主に約1.5～10馬力
電源	単相100V / 200V	単相200V / 三相200V
電気料金体系	従量電灯（使うほど単価UP）	低圧電力（基本料金が高いが単価は安い）
耐久性	一般的	高い（長時間の連続運転を想定）
選び方の基準	部屋の広さ（畳数）	建物の構造や用途、熱源の有無
形状の種類	壁掛け型が主流	天井埋込、天吊り、壁掛け、床置きなど多彩
室外機	室内機1台に対し室外機1台	室外機1台で複数台の室内機を稼働可能

家庭用と業務用エアコンの主な違い

基本的な構造は同じですが、冷暖房の能力や使われる電気、選び方の基準が大きく異なります。

違い1：パワー（馬力）と対応範囲

最も大きな違いはパワー、すなわち馬力です。家庭用エアコンが主に3馬力程度までなのに対し、業務用エアコンは最大10馬力といったハイパワーな機種まで揃っています。これにより、広い空間や人の出入りが激しい場所でも、エアコンに過剰な負荷をかけることなく、効率的に空調を管理できます。

違い2：電源の種類と電気代の料金体系

エアコンを動かす電源にも違いがあります。家庭用は「単相」電源のみですが、業務用は「単相」に加えて、よりパワーを効率的に送れる「三相」電源も選択できます。

単相：一般家庭で使われる電源。基本料金は安いが、使用量が増えるほど料金単価が上がる。
三相：工場や店舗などで使われる動力用電源。基本料金は高いが、使用量料金の単価は安いため、長時間・ハイパワーで使う場合にトータルの電気代を抑えられます。

多くの電力を使用する店舗などでは、三相電源を契約することで電気代の節約に繋がります。

単相と三相って？業務用エアコンの電源2種類の違いについてリサーチ

違い3：選び方の基準（畳数 vs 用途）

天井埋込型業務用エアコン

家庭用エアコンは「〇畳用」といったように、部屋の広さに応じて機種を選びます。一方、業務用エアコンで重視するのは広さよりも「その空間の用途」です。

同じ広さでも、人の出入りが頻繁な店舗、熱を発する厨房機器がある飲食店、多数のPCを設置しているオフィスなど、環境によって必要な馬力は大きく変わります。面積だけでなく、室内の構造や熱源、空気の流れまで考慮して最適な機種を選ぶ必要があります。

知っておきたい！業務用エアコンの7つのメリット

業務用エアコンは、オフィスや店舗などの厳しい環境でも安定して稼働できるよう、家庭用にはない多くの利点を持っています。

耐久性が高く壊れにくい: 長時間運転を前提に、頑丈な外装と内部構造で作られています。
パワフルな運転を持続できる: 高い馬力でも安定して稼働し続けるスタミナがあり、広い空間を素早く快適な温度にします。
人の出入りが多くても室温を維持: ドアの開閉による外気の影響を見込んで設計されているため、室温が変化しにくいです。
熱源が多くてもしっかり効く: パソコンなどのOA機器や調理器具などから熱が発生する環境でも、パワフルな冷房能力を発揮します。
複数の室内機を1台の室外機で運用可能: 室内機が複数あっても室外機は1台で済むため、設置スペースを取りません。
メーカー保証が手厚い: 家庭用より保証期間が長く、定期点検などのアフターサービスも充実しています。
デザイン性が高い: 天井に埋め込むタイプや天井から吊り下げるタイプなど、空間のデザインを損なわない多彩な形状から選べます。

業務用エアコンの電気代と節約術

電卓とペンで電気代を計算

業務用エアコンの電気代は、「消費電力(kW) × 使用時間 × 電気料金単価」で大まかに計算できます。この電気代を抑えるには、設置環境に合った適切な馬力のエアコンを選ぶことが何よりも重要です。その上で、日々の運用でできる節約ポイントを紹介します。

節約するための3つのポイント

1. フィルターをこまめに掃除する: フィルターの目詰まりは、吸い込む空気の量を減らし、余計な電力を消費させます。汚れがひどい場合、電気代が最大25％も増加するというデータも。定期的な清掃は、節電だけでなく、故障予防や衛生環境の維持にも繋がります。
2. 温度管理を適切に行う: エアコンは起動時に最も電力を消費します。頻繁なオンオフは避け、設定温度を一度決めたら自動運転で維持する方が経済的です。また、冷房時の設定温度を1℃上げるだけで、約10%の節電効果が期待できます。
3. 最新の省エネ機種に買い替える: 10年以上前の古い機種と最新機種とでは、省エネ性能が格段に違います。使用状況によっては、年間で数万円から十数万円もの電気代の差が生まれることも。買い替えには初期費用がかかりますが、長期的に見れば電気代の削減分で十分に元が取れる可能性があります。

【応用編】業務用エアコンを家庭で使うには？

「広いリビングダイニングを1台で効率よく冷やしたい」といったニーズから、一般家庭で業務用エアコンを設置するケースも増えています。家庭で導入する際のポイントと注意点を解説します。

適した場所: 16畳以上の広いリビングや吹き抜け、断熱性の低い部屋など、家庭用エアコンではパワー不足になりがちな空間に適しています。
形状の選び方: インテリアを重視するなら天井埋込型が人気ですが、天井裏のスペースや梁の有無など、設置には条件があります。工事が簡単な壁掛け型や床置き型も選択肢となります。
電源の選び方: 家庭で使う場合は、特別な電気契約が不要な「単相200V」の機種を選ぶのが一般的です。
メンテナンス: 天井埋込型はフィルター掃除などが高所作業になるため、専門業者による定期的なクリーニングが必要になることを念頭に置きましょう。

設置には専門的な知識が必要なため、新築やリフォームの際は、早めに設計担当者やエアコンの専門業者に相談することが重要です。